学資保険が必要な人と不要な人の違いは?学費を効率的に貯蓄できるおすすめの方法とは

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学資保険が必要な人と不要な人の違いは?学費を効率的に貯蓄できるおすすめの方法とは

学資保険は、その名の通り子どもの学費を準備するための保険です。子どもの学費を用意するうえで最もメジャーな方法ですが、必ずしも子どもがいるすべての家庭に必要だというわけではありません。

さらに最近では、マイナス金利の影響から学資保険の返戻率も以前に比べて魅力的ではなくなってきており、学資保険以外での学費の準備方法にも注目が集まっています。

それでは、学資保険が必要な人と不要な人の違いは一体どこにあるのでしょうか。ここでは、学資保険が必要な人と、そうではない人、他の商品を検討すべき人の特徴についてご紹介していきます。

まとめ. 学費の準備はさまざまな金融商品の比較が大切!

1.子どもの学費はいつまでに・いくら貯めればいい?

冒頭で述べたように、学資保険は将来に向けて子どもの学費を確保するための保険です。では、実際に子どもの学費はどのくらいかかるのでしょうか。そして、そのためにはいつまでに・いくら貯めれば良いのでしょうか。学資保険の必要性を考える前に、簡単に解説していきます。

1-1 そもそも子どもの学費は全部でいくらかかる?

子どもの学費はいくらかかるのでしょうか。それを考えるうえで重要なのが、子どもが幼稚園から大学まで通うとして、各進学ステージで国公立と私立のうちどちらを利用するのかという点です。それに応じて子どもの学費として必要な金額には大きく差が出てきます。

それでは、実際に幼稚園から大学までの各進学ステージでは、国公立と私立のどちらが多く利用されているのでしょうか。在校者数の割合をもとにまとめると、次のようになります。

国公立・私立の在校者数割合

この結果にしたがえば、日本における標準的な進学ルートは、私立幼稚園⇒国公立小学校⇒国公立中学校⇒国公立高等学校⇒私立大学ということになります。そして、この標準的な進学ルートをもとに学費を計算すると、どうなるのでしょうか。

標準的な進学ルートの学費

標準的な進学ルートにおける子どもの学費は、幼稚園から大学までで約1,100万円かかると言うことができそうです。

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1-2 学費はいつまでに・いくら貯めれば良い?

前節で幼稚園から大学までの学費は約1,100万円かかるとお伝えしましたが、その金額は一気に必要になるわけでありません。子どもが幼稚園から大学に通う中で、長期間にわたって負担していくものです。したがって、学費として1,100万円が用意できなければ、学資保険が必要だということではないのです。

それでは、学費を貯めていくうえでは、いつまでに・いくら貯蓄すれば良いのでしょうか。一般的に学費の負担が大きくなるのは、大学に入学してから卒業するまでのタイミングだとされています。

たとえば、文部科学省の「令和3年度私立大学等入学者に係る初年度学生納付金平均額(定員1人当たり)の調査結果について」によると、私立大学の文科系学部の場合であれば、入学の時点で初年度授業料+施設設備費+入学料として約119万円が必要です。それ以降も毎年学費+施設設備費として約96万円かかることになります。合計すると、4年間のうちに400万円以上の費用がかかってしまいます。

だとすれば、おおよその目安としては、各家庭の経済状況によって違いはあるものの、子どもの大学入学までに400万円を基準にすると良いかもしれません。ただし、早い段階から子どもを私立に通わせたい等、特別な希望があるのであれば、より早い時期により大きな金額を貯める必要があります。

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2.学資保険が必要な人と不要な人の特徴は?

前章で子どもの学費を貯蓄するためには、子どもが大学に入学するタイミングまでに400万円を目標にすると良いと述べました。学資保険が必要かどうかを判断する最大のポイントは、自分にとってその400万円を貯める方法として学資保険が相応しいかどうかという点です。ここでは、改めて学資保険の内容を簡単におさらいし、学資保険が必要な人と不必要な人の特徴をまとめたいと思います。

2-1 学資保険のメリット・デメリット

学資保険とは、その名前の通り「学資」を準備するための貯蓄型保険の1つです。子どもの学費が大きくなるタイミングで、祝い金や満期金といった名目でまとまったお金が支払われるので、それを学費に充てることができます。

また、契約者(親)の死亡保障がセットになっているタイプも見られます。その場合、もしも両親に万が一のことが起こったときにも、死亡保険金や育英年金を受け取ることができ、子どもの学費を確保することが可能です。

学資保険のメリット・デメリットをまとめると、次のようになります。

    【学資保険のメリット】

    ●子どもの学費を着実に貯めていくことができる

    ●両親に万が一のことが起こったときの保障にもなる

    ●払い込んだ保険料よりも多くの保険金を受け取れることがある

    【学資保険のデメリット】

    ●途中で払い込んだ保険料を自由に引き出すことができない

    ●中途解約をしたときに「元本割れ」を起こすリスクがある

    ●固定金利なのでインフレに弱い

2-2 学資保険が必要な人の特徴

●コツコツ貯蓄をしていくのが苦手な人
学費の準備は一朝一夕でできるものではありません。長期にわたってコツコツ貯め続けていくことが重要です。学資保険は、毎月決まったタイミングで、決まった保険料が引き落とされます。

貯金が苦手な方は、この保険契約としての強制力を「仕組み」として上手く活用し、着実に学費を積み立てると良いかもしれません。

●万が一に備えながら資金準備をしていきたい人
学資保険が他の貯蓄方法と大きく違うところは、将来に向けた資金準備をしながら、万が一のときには死亡保障を得られる点です。また、保険商品や契約内容によっても異なりますが、契約者が死亡した時点で、それ以降の保険料の払い込みが免除される特約が付帯しているタイプも見られます。

単純な貯蓄だけではなく、自分に万が一のことが起こったときの備えもしっかりしておきたい。そのようなニーズがある人にとって学資保険は相応しいと言えるでしょう。

●安全かつ効率的に資金準備をしていきたい人
学資保険の大きなメリットの1つに、支払った保険料よりも受け取る保険金の方が大きくなる可能性があるという点が挙げられます。もちろん株式投資や投資信託など積極的な資産運用のように大きな利回りを見込めるわけではありません。しかし、その分、そうした方法よりも低いリスクで着実にお金を増やしていくことができます。

安全かつ効率的に学費の準備をしていきたい方にとって学資保険は向いていると言えそうです。ただし、契約年齢や加入期間によっては「元本割れ」が起こることや、低金利の影響で以前ほどの貯蓄性を見込めない点には注意が必要です。

2-3 学資保険が不必要な人の特徴

●すでに将来の学費の準備ができている人
将来的にかかる子どもの学費に備えるのが学資保険の役割です。ですので、すでに何かしらの方法で学費の準備ができている方については、そもそも学資保険に加入する必要性はありません。

●途中で貯金を使いこんだりせずコツコツ計画的に貯め続けることができる人
学資保険は保険契約です。よって、毎月決まった日に決まった金額が引き落とされていきます。学資保険で学費を準備するメリットは、自分の意志に関わりなく、一度契約したら自動的に学費を積み立てられる点にあります。しかし、そうした保険契約の強制力に頼らずとも確実に貯蓄しているという方であれば、学資保険は特に必要ないと言えるでしょう。

●自分で積極的に資産運用して資金を増やしていきたい人
基本的に学資保険は固定金利になっていますし、途中で払い込んだ保険料を自由に引き出すことはできません。そのため、経済状況や景気動向に応じて有利な金融商品へ乗り換えることは難しいと言えます。株式投資や投資信託など積極的な資産運用によって学費を準備していきたいという方の場合、あまり学資保険は向いていないかもしれません。

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3.学資保険以外で学費をカバーする方法も!?

先述したように、低金利の影響のもと学資保険の貯蓄性はやや薄くなっているのが現状です。以前は学費の準備と言えば学資保険でしたが、今は必ずしもそうとは言えません。むしろ、貯蓄性に魅力を感じているのであれば、その他の「貯蓄型保険」に目を向けてみるのも選択肢のひとつです。ここでは、代表的な2つの貯蓄型保険についてご紹介していきます。

3-1 低解約返戻金型終身保険

低解約返戻金型終身保険は、通常の終身保険よりも解約返戻金が抑制される期間がある代わりに、毎月の保険料が割安に設定されている保険です。基本的に低解約返戻金型終身保険では、解約返戻金が抑制されるのは保険料払い込み期間となっており、通常の終身保険の解約返戻金の70%水準となっています。

低解約返戻金型終身保険の大きなメリットの1つは、保険料の払い込みが終わった時点で解約返戻率が上昇することです。つまり、払い込み期間の設定次第では、子どもの学費の準備にも活用することができます。

低解約返戻金型終身保険のイメージ

3-2 外貨建て保険

外貨建て保険は、保険料の運用や、保険料の払い込み・受け取りが主に外貨(米ドル・ユーロ・豪ドルなど)で行われる保険のことです。外貨建て保険のなかには、外貨建て終身保険、外貨建て個人年金保険、外貨建て養老保険など様々なタイプがあります。

近年の低金利の影響で、円建て保険では以前と比べて高い利率の商品は少なくなっています。そうした背景のもと、円建て保険より外貨建て保険のほうが高い利率になることもあるため、子どもの学費の準備も含め将来に向けた資金作りの方法の1つとして検討されることもあるようです。

外貨建て保険の保険金のイメージ

ただし、外貨建て保険で注意したいのは、①為替の変動に応じて保険金の受取額が変化すること、②保険料の支払いや受け取りで外貨と円を両替するときに手数料がかかることです。その点はあらかじめ注意しましょう。



まとめ:学費の準備はさまざまな金融商品の比較が大切!

いかがでしたか?
この記事では学資保険の必要性について簡単にお伝えしてきました。

かつて学資保険は学費の準備の定番でしたが、今は必ずしもそうではありません。子どもの学費のために貯蓄をするのであれば、学資保険以外の方法も含めて総合的に検討をする必要があると言えそうです。

しかしながら、学資保険を始めとして様々な金融商品を比較しながら自分や家族に適した貯蓄方法を検討していくのは決して簡単ではありません。

「子どもの学費を準備するにはどういう方法が良いんだろう……」

少しでもそのように思われた方は、プロのアドバイスを参考にしてみるのも1つの方法です。保険のプロであれば、保険も含めた様々な金融商品の特徴を把握したうえで、お客様一人ひとりに合った方法を提案してくれるはずです。

「保険見直し本舗」でも知識と経験が豊富な保険のプロによる「無料相談サービス」を実施しています。保険のことはもちろん、その他の金融商品についても役立つ情報を提供させて頂きます。どんな小さなことであっても、保険や金融商品のことであれば、1つ1つ丁寧にご対応いたします。

先ずはお気軽に皆さんの悩みをお聞かせください。心よりお待ちしております。

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